ユマニチュードって??
「人間らしさを取り戻す」ことを意味するフランス語で、フランス発祥の認知症のケア技法のことで、「人間らしさと優しさに基づいた認知症ケア」の考え方のことです。
認知症の方や家族さんと関わる機会も多い職種ですが、この言葉・考え方を初めて知りました。(たまたま夜勤で見てた雑誌に記載されており気になりまして・・・)
ユマニチュードではこの4つのことがポイントとなり、話しかけながら触れるなど2つ以上組み合わせて実践することが大切であると言われています。
見る
相手に話しかける際は、目線の高さを合わせてコミュニケーションを取るようにします。相手が寝ている、座っている場面では、しゃがんで同じ目線に合わせて話しかけることで、お互いに正面から顔を見ることができます。
話す
話す内容や言葉遣い、声の大きさや高さに気を付けることで、話している内容は同じでも相手が感じる印象は大きく変わります。自分がこれから行うケアの内容を前向きな言葉でその都度伝える「オートフィードバック」という手法も用います。
触れる
介護では、相手の身体に直接触れます。触りかたを意識すると、優しい気持ちがより伝わりやすくなります。手や顔は、特に敏感な場所です。できるだけ、背中や肩など、触れられても不愉快に感じない場所から触れ始めることも大事です。
立つ
日常生活で必要な動作をできるだけ立って行うことで、寝たきり予防につながります。また、立つことで「自分がここに存在している」という人間らしさを実感することにもつながるといいます。
当たり前のことだけど、それを意識してできているか、実践できているかと言われると、自信はないです。(正直・・)
こういう理論も沢山あるので、自分の業務に落とし込めるものを一つずつ実践できたらと思います。勉強あるのみ😄